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◆安保理、シリア非難決議案を否決
国連の安全保障理事会は4日、反政府派への弾圧を続けるシリアのアサド政権を非難する決議案の採決を行いましたが、ロシアと中国が拒否権を行使し、決議案は否決されました。
国連安保理は、アラブ連盟が先月打ち出したアサド大統領の退陣などを求める仲介案を受けて決議案を議論してきましたが、シリアと関係の深いロシアや中国が強い内容の決議に反対していました。
交渉の結果、当初の案から直接的な大統領退陣要求などが削除され、武力行使の即時停止などを求める修正案が採決に持ち込まれましたが、ロシア、中国が拒否権を行使し、決議案は否決されました。
反対の理由についてロシアは、シリアの反体制派が武装勢力と連携していると指摘し、「決議案はシリアの本当の現状を反映していない」と主張しましたが、賛成した国々からは、ロシア、中国に対する批判が相次ぎました。
こうした中、ロシアのラブロフ外相は4日、「アサド大統領と会談するため、7日にシリアを訪問する」と明らかにしました。訪問によって、シリアに対する制裁などに強く反対する姿勢を示す狙いがあるものとみられます。(05日06:19)
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